人生全てネタ

普通を普通にできない人が、普通について納得できるよう考えていくブログ。当たり前ができない人の、生活のための努力と諦め。もうすぐ三十路になります。

そもそも、なんで化粧をしないといけないんだろう

先日、「相手に『化粧してる!』と認識してもらえるためだけの化粧術(?)」について書きました。

lifeisjustafiction.hatenablog.com

その中でも書いたのですが、「まともに社会生活送るためには、女性は化粧をした方がよい」みたいな考えが世間では一般的みたいですね。郷に入っては郷に従え、長い物には巻かれろ、の精神で折田げこは拙い化粧を投げやりにしているのですが、

そもそも、女性は化粧をすべしという風潮があるのはなぜ?

ということについて、考えてみました。

ちなみに、こういうことについては社会学とか歴史とかを専攻されている方が詳しいし、正しいことを知っていると思います。ここに書くことはあくまで、私の感じたことや考えたことですから、鵜呑みにはしないでください。ちなみに、この問いに結論は出ていません

 

化粧とかメイクのそもそもの目的は?

民族的なこととか歴史を遡ったりすると、化粧にはまた違った意味が込められたりしてたみたいですね(おまじないとか魔除けとか)。

現状、巷に溢れている情報に触れる限り、世の女性たちは自らをよりよくみせるため個性をアピールするために化粧をし、またその研究に日々励んでいるようです。美意識(なにをもって美とするのか、というのもまた課題ですが)が高いのはよいことだと思います。化粧によって、他人からの印象をよくしたり、見せたくないものを隠したり、自信がついたり、異性に気に入られたり、とにかくポジティブな目的がその背景にあるように見えます。とあるユーチューバーが詐欺メイクのビフォーアフターを紹介していて、化粧ってすげー!!っめ思いました。ほんとなんでもできるね、化粧。

そういえば、大体の小中高は校則で化粧が禁止されているところが多いですね。理由は色々あるみたいですが、主なところは「化粧は肌に悪いから、肌の弱い子供はしてはいけない」「化粧なんかして着飾る暇があるなら勉強しろ」こんな感じですかね。全く興味がなかった私にとっては、どうでもいい規則でしたが。

 

私を巻き込まないでくれ

私は正直、顔に何か塗ったところで気分も変わらないし、おしぼりで顔拭けなくなるし、好みの見た目になりたいという情熱もまったく無いしで、化粧に情熱を注ぐ彼女たちを尊敬するだけに止まっているわけです。

頑張ってるのはすごいし尊敬する。けど、私の興味の範疇ではない。

そうやって、遠巻きに見ているくらいでよかったのです。

しかし、何故でしょう。高校ではあれほど禁止されていた化粧が、大学に入ってから解禁され、それはまあいいのですが、就活の段になって強制され始めたではありませんか。グーグル検索でも、「就活」って打つと関連ワードに「メイク」って出てきます。

別にメイクしたくないならしなくてもいいんだよ?メイクしなくたって就活も就職もできるし、なにそんな怒ってんの?

みたいな見当違いのことをおっしゃる方もいますけど、化粧は身だしなみだとか、業界によってはノーメイク禁止みたいなことを言ってたりするところもあるんですよ。この先の人生を大きく左右する就活や就職。黙って言うこと聞かなきゃなあ、無難に化粧しとこう、ってなるのは当然のことなんじゃないかなあ。そして、私のようながさつで美意識氷点下な人間には、それがたまらなく苦痛なんですね。

 

TPOというハードルが、化粧の分だけ、高い

嫌だ嫌だと言いつつ、社会で生きていくために、周りと馴染んで平穏に暮らしていくために、とりあえず顔に何か塗っているわけです。風呂に入る、アイロンかけた、清潔な服や靴を身につける。女性には、化粧が「身だしなみ」の中にプラスされる感じなんでしょうね。

化粧いらない男性が羨ましいとか、女性差別だとか、そういうことを言いたいわけではないのです。ぶっちゃけ、服の洗濯とかアイロンかけだって面倒だし、スーツも堅苦しくて嫌だ。スエットとかジャージとかで働けるならそうしたい。けど、そうはいかないのが「社会」で、暗黙の中に決められたドレスコードってのが「身だしなみ」なんでしょう。私はただ、どういう過程で女性の身だしなみに「化粧」が組み込まれていったのか、不思議なんです。図書館にでも行って調べてみようか。